Life is but a dream.

写真と言葉で記憶を追憶に。

葛藤


葛藤こそが人生のドラマなのだと教わった。

葛藤こそが美しいのだと。

それなら今の自分は美しいのか。


葛藤の渦の中にいる自分は 

不安定に浮いて沈んで滑稽で、

とても美しいとは思えない。

他人事だから、結局他人事だから

美しいだなんて思えるんだろうな。

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アルバイト4連勤を無事に終えた。

2日目から毎日がとても楽しくて。

環境が変わっても普通に生きてる自分に

喜びと違和感と切なさを感じる。

揺るがないものなんてあるんだろうか。

何かが欠けても、代わりの何かで埋めて

きっとそれが馴染んで、当たり前になって

そうやって生きていくんだ、って。


目指してるものが遠すぎて辛い。

辿り着いた先が天国なのか地獄なのか

道も暗くてよく見えなくて、

隣を歩く人もまちまちで、

それでも歩けていたんだけどなぁ。

曲がった道がとても幸せで。

崩れることのないしっかりとした

アスファルトの階段をのぼってるみたいな。

たまに咲いてる花も綺麗で。

そんな感じの日々を送っていて。

このままきっとこの階段をゆっくりと

歩いていく方が幸せな人も周りにいて。

というかそんな人しか多分いなくて。

一体どこ歩けばいいんだよう。

暗い道でも夜空は綺麗なんだけど。

今は星が見えないから不安なんだ。


夜が、好きだよ。


悲しい。

何も信じられなくなりそうだね。


おやすみなさい。



日常


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ということで、三が日に更新しそこねた京都の記憶はもう遥か彼方へ行きました。

2/12 まで飛ばします。

どこに行ったとかじゃない、毎日の生活にカメラが加わっただけ。そんな日。

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日常の、毎日見ている風景がやっぱりわたしは一番愛せるなぁと思う。

日常を肯定出来たら、息をすること、ちゃんと生きてることを自分で認められている気がする。

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道の脇に綺麗に咲く花だって、目に留める人が何人いるかはわからないけど。

絶対にこの花を気にかけて育てている人はいるわけで。

花以外だってそう。

街のゴミ処理、壁の落書き

目にするもの、手にするものすべてに必ず人が関わっているわけで

そう考えると人生ってほんとに面白いなぁと、

顔を知らなくても「繋がっている」人はたくさんいるんだよね。

そうやって、これをこうした人はどんな人だろうとたまに想像するのが好き。

自分の知らないところで自分の影響を受けている人がいるかもしれないよね。

そういうのわくわくするタイプです。

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ちょっと贅沢をして入った喫茶店、

ホットサンドとミルクティーが本当に美味しかったけど、背伸びしなきゃ味わえない幸せだなぁとも。

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全体的に年齢層高くて浮いてたもんね。ちょっと。

まぁ。どんなに落ち着かない場所でも慣れてしまえば同じなんだけれど。

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うまくいかなかったこと、を うまくいったこと、に上手に変えられると思わず足取りが軽くなっちゃうね。

そんな日でした。

この日はただたた、そんな日でした。

外はあんまり好きじゃないから、たまに触れて感じるくらいでちょうどいい。








続・正月


そのあと屋上まで行って夕焼けをパシャリ。

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山と海を見ると、神戸!って感じがする。そんなことないか。

そのあと庭に戻ってひたすら日が暮れるまで写真を撮った。

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ほんとに色んな花が咲いてるよね。
ちゃーちゃんは足が悪いのにずっと庭の手入れを頑張っていて、花を愛する心の美しさを学びました。

「足も腰も痛いし、耳も悪いし、生きてても迷惑かけるばっかりやわ」

と言われて胸が痛んだ。

絶対にそんなことないから、生きててくれるだけで嬉しいから。

そう返したけれど、それが伝わらないほどの回数しか実際に会えていないと思う。

補聴器から鳴るキンキンという不快な音は、耳元で聞くとどれだけストレスを与えるかなんて容易に想像できるから。

寂しい思いをさせてはいけないなぁ。と反省しました。

もっと孫として祖母孝行をしたいです。

人の役に立てないことが死ななければいけない理由と直結することは絶対にない。

たとえ役に立つことが生き甲斐だとしても。


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田舎の星空が大好きです。
上を向いて歩こう』が聴きたくなる。


一眼レフに初めて触れた日でした。

Twitterに載せたら反応の大きさに驚いた。
演劇部に入る前、写真部にも体験に行ったけどやめちゃったんだよなぁ。
もし、あそこで写真部に入っていたら、きっと人生は大きく変わっていたと思う。

最後に、あざといと言われた写真で締めます。
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正月

 

今週のお題「年末年始の風景」

せっかくなのでお題を使ってみた。

普通に進めますね。

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神社から初日の出を拝む。

3年目の恒例行事ですが、年々人が増えて見えにくくなる。おーい。

穴場はいつか消えてしまうことが定めですか。

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その後、福袋を買いに街へ。

福袋は2日からだったので何もせずに帰るという初ボケをかまし、昼からおばあちゃんの家へ。

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おせち料理は実はちょっと苦手です。

昔は栗きんとんをひたすら食べていたけど最近は数の子をひたすら食べているよ。

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暇だし部屋にいても次々と食べ物が飛んでくるので、自分が庭に飛び出した。

祖母のことはちゃーちゃんと呼んでいる。

わたしか兄のどちらかが「おばあちゃん」を言えなかったからだった気がする。

ちゃーちゃんの家の庭はとっても綺麗です。

数えきれないほどたくさんの種類の花や木がある。

冬から春にかけては梅とラベンダーが好き。

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夏はすいか、秋はさつまいもが掘れるよ。

寒くなったのでお兄ちゃんと家を探索。

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祖父はわたしが幼稚園の頃に亡くなったので、声も人柄も覚えてない。

庭でみかんを一緒に狩ったことはある、気がする、という程度のもの。

一番覚えているのは、亡くなったときのこと。

みんなが泣いていた。病院のベッドで横たわるじーじを囲んで。

「じーじ寝てるのになんで泣いてるん?」

そう言って余計に涙をあおったのを覚えている。

悪気のない無知は罪である。

 

歯医者を退職後、ずっとやりたかった画家になったじーじ。個展まで開いていた。

わたしの父も夢を追って転職している。

夢は諦めなければ叶う、を体現している身内がいることは幸せなことだと思う。

 

しんと静まり返っていて、少し湿気た空気で満たされた、じーじの部屋に入ってそんなことを思い返していた。

普段は奥にあるし暗くてこわいので、部屋に入ったのは多分、数年ぶりだった。

じーじの遺影はベレー帽をかぶって微笑んでいる。いつも、じっと見ていると少しだけ口元が動く気がする。多分気のせいだけど、その度に自然と笑いかえしてしまう。

もっとはっきりと物心をついてから、もっとたくさん話がしたかったなぁと思う。

前駆


よくわからないけど、なんとなく良さそうなので初めてみたよ。

感覚で生きることは実感を持たずに生きることと紙一重だね。

「お前〜書かないと廃れてくぞぉ」と大人に言われたので書いてみます。

好きだけど嫌いな人っているよね。
その人との居心地のいい距離感を見つけて保つことが大切だと思います。
突然踏み込まれたらビックリしちゃうよね。


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最近できた相棒の一眼レフだよ。

ほんとはお兄ちゃんのだよ。

お金が貯まったら自分のを買いたいなぁと思いつつも、借りることで兄との交流を定期的にはかれるのでこのままでもいいなぁとも思ったり。

会話が少ない家族なので。

お正月にわたしが撮った写真を、印刷して部屋に飾っていて可愛かった。

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正直ロリコンだと思います。

家族への愛情表現が苦手。

当たり前のように好きな人って、滅多に好きだって言えないし、言わなくてもわかってくれって気持ちがどこかにある。

甘ったれです。

伝えることが大事だなんてわかっているよ。
人がいつ死ぬかわからないこともよくわかってるよ。

後悔せずに生きることなんて不可能だよね。
後悔はそんなに悪いものなのかなぁ。
後悔があるから、その記憶は色濃く残り続けるでしょ。
楽しいだけの記憶しかない人生なんてやだな。


すぐに話が脱線するのが悪い癖です。


お正月から振り返っていこうかね。

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ねぇ、この古びた看板は何千人、何万人の人と目を合わせてきたんだろうね。